yakushima kinoko

池井戸潤

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ここ10年くらいのビジネス小説、TVドラマ、ビジネス映画のヒット作の作者池井戸潤のドラマがまた再放送され、見ているのにも関わらず、また見てしまうのです。ここ数週間は、下町ロケット、ノーサイド・ゲーム。また今後は半沢直樹シリーズの新作もあって、コロナの影響で放送開始は遅れているから、再放送特別編なんでしょうけれど、今日もノーサイド・ゲーム見てしまい、結末はわかっているのにじーーーーんと来てしまった。巨悪に立ち向かい、大きな壁を乗り越え、最後には勝利してすっきりする。敗者も最後には改心したり、打ち解けるという心に引っかかる終わり方をしない、日曜夜のドラマ枠に最高にふさわしいドラマ群なのであろう。月曜にどよーーーーんとした感情を持ち越させないいい企画なのである。原作を読んでしまってからテレビドラマを見てしまうと、面白さが半減するかもしれないですな。





その原作の発想はどこからくるのか、実体験や、作者の身近で聞いた話などがヒントになっているのであろう、リアル感が伝わってくる。時々再現ドラマなど見ていると、本当にドラマみたいなことが起きているんだろうなあと思うこともしばしば。人間関係と、男女間トラブル。とかく横領や使い込み、収賄事件などお金に関することは本当に山とある。そしてほとんどが、まさかあの人が?という意外性か、ああやっぱりなという常習性。





そんな中でも池井戸潤氏の小説は、すっきりと解決するので見ていて安心できるね。これが目も当てられない結末ならここまで期待して見ないかもですね。半沢直樹の新シリーズが始まると、検索してみたら、前回は2013年の放送で、もう7年経ってるのかと唖然とした。かなりショックだった。せいぜい3年4年だと思い込んでいたからだ。本当に年月の経つのは早いものだ。そんなことを考えた50代中盤の誕生日だった。いやすでに後半に突入しだし、還暦に向かってあと数年。絶対赤いちゃんちゃんこは着たくない。


Blog Writer

y-kinoko
代表の清田治樹です。屋久島ガイド樹之香の屋号を掲げながら、年間70日~100日ほど白谷雲水峡やヤクスギランドなどを案内しています。その傍ら屋久杉の手作りアクセサリーの店を営んでいます。
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