yakushima kinoko

Go Toキャンペーン

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県境をまたぐ移動自粛が解除され、オリンピックは延期されたけど、その名残りの連休を絡めてGo Toキャンペーンが繰り広げられる予定で、観光業の末端の一員としてはちょっと期待しておりましたが・・・東京をはじめ全国にまだまだコロナウイルスの感染状況は厳しく、両手を上げて歓迎いたしますとは言えない状況の中、東京都のキャンペーン除外や制度の線引きがあいまいなことなど、まだまだ混乱しているのはご承知の通り。自粛解除も早いんじゃないかと思っていましたし、どうしても第二波という言葉を使わない行政に、息子と「どう見ても第二波だろ」とテレビのニュースに悪態をついています。そう思いませんか?





ではどうすればいいのかと問われたら、このキャンペーンは一旦開始時期を遅らせた方がいいんではないか?と思うのは私だけでしょうか?子供の夏休みも短縮するとニュースでやってましたので、今年の夏の観光業はいつもと違うのは誰もが予測すること。例えば以前ゴールデンウィークを産業別に取得することや地域別に休んだら?と検討されていましたが、これをやってみるというのはどうでしょう?





海外からの渡航制限などもあって、もう今年は国内の需要喚起しか期待できないとしたら、このキャンペーンを失敗に終わらせないために考えておかなければならなかったと思うんですが、どうしようどうしようと右往左往している間に夏になり、子供の休みはなくなるわ、補助は当てにならないわ、コロナは収まらないわのてにゃわんやで、期待するほど人やモノ、お金が動かんかったらどうなるんだろうか? 第二弾目のキャンペーン作る?





離島の脆弱な医療機関でこれに感染してしまったらどうなるのでしょう?ドクターヘリで本土に運べないし、病院の人工呼吸器も数少なく、まず小さな島では噂がうわさを呼びそれこそ簡単に小さな商店や飲食店など、ひとたまりもない風評被害にあうのも目に見えてます。そっちの方が怖い。かといって自粛してても売り上げは落ち込むばかりで、誰もが先行き不安。政治の中枢でも右往左往してまだまだ混乱しております。


Blog Writer

y-kinoko
代表の清田治樹です。屋久島ガイド樹之香の屋号を掲げながら、年間70日~100日ほど白谷雲水峡やヤクスギランドなどを案内しています。その傍ら屋久杉の手作りアクセサリーの店を営んでいます。
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